本来生産性の高いものになる予定だった会議も、使用するレポートが整頓されておらず、望みのフォーマットで作成されていなかった場合、落ち着きがない・客観性に欠ける会議になってしまう可能性があります。情報の重要性と、適切なレポート形式で情報を整理して表示することの重要性については、いくら強調しても足りません。結局のところ、これらのフォーマットやレポートは、理にかなっていて、ビジネスにつながるものでなければなりません。しかし、最終的な目標はこれだけではなく、これだけが、組織がカスタマイズされたServiceNowレポートの選択を検討する必要がある理由でもありません。他にもたくさんありますが、そのいくつかはこのブログで紹介するので、このまま読み続けてください。
レコードやレポートは、その内容に関係なく、適切な(または望ましい)フォーマットや組織が望む方法でカスタマイズされない限り、役には立ちません。今日では、レポートの重要性は、情報を統合するためのプラットフォームという役割だけに限定されていません。実際には、戦略開発やマクロプランニングといった重要な役割も果たすようになっています。カスタマイズされた形式で受け取った情報を通じて、組織は情報に基づいた意思決定を行い、企業の方向性を決定しています。
ただし、レポートのカスタマイズは、ビジネスの範囲を超えて多くの組織が直面している共通の悩みの1つです。一部の企業では、カスタマイズの部分で妥協していることが見受けられます。それらの企業は、利用可能な形式と表示方法を通じて情報を理解し、計算する傾向があります。そのやり方では、正しいと仮定された情報の断片すべてが正しい方法で計算されているとは限らず、長期的に見ると悪影響を及ぼす可能性がります。その結果―間違った決定がなされます!では、なぜ組織はカスタマイズされたServiceNowレポートを必要とするのでしょうか。また、カスタマイズは長期的にどのように組織に役立つのでしょうか。答えを見つけましょう。
ServiceNowカスタムレポートの必要性
チームのさまざまなニーズ
例えば、特定のメトリクスのセットは、人事の分野で役に立ち、他のメトリクスは、数字を使う役職や、営業担当者に役立つかもしれません!同じ報告書ですが、視点や取得する情報、理解の仕方が異なる可能性があります。ここで重要なのは、関連するすべての分野の情報を表現できるようにレポートをカスタマイズ出来るようにすることであり、ここでカスタマイズが重要な役割を果たします。情報の見られ方、理解のされ方を具体化して、好ましい、承認された形に成形します。また、カスタマイズは、レコードの有用性に基づいて情報を含めたり除外したりするのにも役立ちます。
情報の優先順位付け
ビジネスとは、優先順位を設定して実行することでもあります。カスタマイズは、レポート内を掘り下げて、組織が優先度に基づいてレポートを並べ替え、フィルタリングし、表示するのに役立ちます。たとえば、責任者がエスカレーションレポートを確認する際に、まず最も重要な(または優先度の高い)エスカレーションを確認し、次に重要度の低いエスカレーションを確認する、といったことが可能になります
チャートのカスタマイズ
チャートは情報を簡略化し、絞り込んで表示します。カスタマイズは、チャートを構成する情報の重要度に基づいてプレゼンターが色を入力するのを支援し、それによってチャートの読み取りをさらに簡素化し、さらには、チャートを年代順に配置し、表示することも可能にします。
複数の設定
ServiceNowは複数の方法で設定を簡単にしています。複数のグループ化およびスタッキングの選択肢がある場合、ServiceNowのカスタマイズされたレポートを使用すると、専門家はチャートのグループ化およびスタッキングを調整できます。これには、レポート内のレコードを修正したり変更したりする必要もありません。さらに、ServiceNowは変更要求などのフォームへのレポートの追加を容易にし、ユーザーに関連する情報のみを表示するようにレポートの視覚化を設定します。
しかし、レポートに情報がたくさん詰まっていても、組織の情報要件に合っていなければ、どうであっても役に立たないのです!専門家は、さまざまな部門で情報を共有する前にレポートをカスタマイズする必要があります。そのためには、ServiceNowのカスタマイズされたレポートが最適です。
ServiceNowのカスタムレポートまたは高度なレポーティングソリューションに関するお問い合わせは03-6261-3309 または sales@fideltech.jp までお電話もしくはメールでご連絡ください。