
ケーススタディ:標準の表形式でないCSVファイルの読み込み
ある大手グローバル企業では、さまざまなソフトウェアやシステムを使用しており、さまざまな形式のレポートが作成されています。この企業は、すべてのレポートを標準フォーマットでインポートする方法を合理化できるServiceNow – ITSMプラットフォームを導入する必要がありました。
そのため、システムのカスタマイズや設定を行うための導入パートナーを探していました。通常、ServiceNowはテーブルのデータをインポートする際に、文章を含む標準的なフォーマットを使用します。しかし、弊社のスケジュールスクリプトを使用すれば、同じフォーマットで正しくデータをインポートすることができます。スケジュールスクリプトは、レポートをインポートし、標準フォーマットに変換するために使用されます。
課題
ServiceNowのテーブルのデータをインポートするには、標準的な表形式のCSVファイルが必要です。
- 様々なソフトウェアやシステムからのファイルで、標準的なフォーマットになっていないものがあります。例えば、最初にいくつかの行に文章があり、その後テーブルデータが始まるというようなものです。
- このようなデータをインポートしてServiceNowのテーブルデータに入力する際に、最初のヘッダー行を検索してしまい、テーブルデータの挿入に失敗してしまいます。
解決方法
- Scheduled Data Importによる品質変換Mapをスキップしています。
- Scheduled Scriptを使って特定のファイルを読み込み、Service Nowテーブル内にスクリプト経由でデータをインポートしています。
結果
データは標準的なCSV形式で入力し、ファイル内のどこにでも表形式のデータを入力します。スクリプトはそれを読み込み、データを正しくインポートします。また、タブ区切りとしてカンマをサポートしています。そのため、期待通りの結果が報告書に反映されます。
もし、同じ問題に直面しているなら、弊社にご連絡ください。弊社でサポートを承ります。